配管水ブッシャーから気づくこと


今日の屈斜路湖周辺。気温は27℃をマーク。
夜はまだまだ寒いが、日中はご機嫌。夏の雰囲気を醸してきた模様。
まったくツンデレな天気である。昨晩フリースを着て暖をとってたと思えば、太陽が昇ればTシャツ1枚のほほんなのである。



さて、そんな日は湖で、ばっちゃんすいすいぷかぷか〜。といきたいところだが、そうもいかない。今やるべき優先順位第1位「家の修繕」に精を出すのであります。※家の話はまたあらためて別記事に綴ります。今屈斜路湖の家は諸々の修繕をしないとちょっと。といった状況なのです。



今日は水道配管DAY。
友人のサポートを得ながら作業を進める。
見るのもやるのも初めてな自分。
本当にありがたい。友よ。ありがたい。
早速地下へもぐり作業開始。すずし〜〜い。


まずは状況把握。どの配管がどこに繋がっている?前の住人による修繕など、つぎたしつぎたしで配管だらけの地下。どうやらそのほとんどが不要配管のようだ。大元の井戸水はきているらしい。不要なものは撤去し、1から引き直したほうが早いということに。

▲外した配管


▲配管引き直し

新たに配管を引き直したところでトラブル発生。さっきまで噴き出していた水がでない。
色々なところで確認してもダメ。しばらく原因不明で頭を悩ませ時間を消費・・・。
よ〜く見ると大元からもう1本の管を発見。今つないだ菅は「死に菅」だったようだ。
新たに発見したほうにつなぎかえ作業。


ぶしゃーーーーー。勢いよくきましたな。どうやらこっちのが噴き出すほうだった。
(最初の菅も噴き出したけど一体なんだったのだ・・・)


さてさて、必要最低限もろもろの接続(キッチン、トイレ、風呂、シャワー、ボイラー経由のお湯配管)を終え、地下から出て上にあがり、うまく水が出てくるか、各場所のチェック作業へ。



  • キッチンの配管 → OK
  • トイレ → OK(早速大をすませる)・・・・・・。排水から漏れがないかも確認。漏れていたら大惨事である。
  • 風呂、シャワー → 問題発生


シャワーの水道が破裂していた模様。茶色い水の噴水でございます。
おまけに湯船の蛇口も地下から水もれ。ぼろぼろやないですか。

そしてそしてさらに問題発生

  • ボイラー経由のお湯の配管 ボイラーが壊れている模様&操作盤がみあたらない


ということで本日の作業はここまで。諸々の買い替えが必要なようだ。
しっかし「よし!いける!」と思ったら1つトラブル。「次こそいける!」と思ったらまたトラブル。人生のようですね。頑張って1つ1つ解決していこう。



にしても、配管や設備関係の仕事ってすごい仕事だなと気付かされました。
まさに「縁のしたの力持ち」。決して表にでる綺麗なものではないが、この仕事がなければ綺麗なものは作れない。絶対に必要なもの。だが世間的にはあまり評価されにくいようだ。


これ、実際、知らないで、できないで、ず〜っと暮らしている人も大勢いるのだと思う(もちろんやらなければ自分もそうだった)。確かに社会での仕事の役割分担や、自分にできない仕事の「依頼」として他者へ依頼して解決するというのも選択肢の1つかと思う。そうやって社会は成り立ってるわけだし。だけどもだけども『自分の住まい』だ。人間にとって絶対に欠かせない『住まい』。自分自身も、最低限の仕組みを理解し、最低限の修繕はできないと恥ずかしいことかもしれないと自分は感じたのでした(あくまで個人的な見解です)。


評価、興味、関心。その多くにあたるのは表に見えるデザイン的なものが多い。しかしその水面下、影には、表面からは見えないが美しくカッコいい仕事があるという視点を忘れずにいたいと思う1日の作業であった。光と影。男と女(ちょっと違うか)。ありがとう友人。


【今日の成果】
  • 水の噴き出し口があきらかになった
  • 古い配管を撤去、大元からの配管を新しくつないだ
  • トイレが使えるようになった
  • 仕事に対する見聞が広がった

【次回以降の作業】
  • 新しいボイラー設置、配管接続
  • お風呂の蛇口接続
  • 洗濯機の配管
  • 洗面所の配管
  • キッチン作ったら配管接続


ふう。まだまだやることだらけだが、これもまた楽しいのです。随分長文になってしまった。このままでは絶対に続かない。少し簡単にしよう(笑)。次回へつづく。


▲作業後はいつもの川へカヌーを浮かべに。「表にある世界」と「見えない世界(水中)」に今日の作業を重ねて、物思いにふけるのでした。




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